八雲みたま「第2回ミラーズカップ開催よ〜♪」
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70: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/09/01(日) 02:49:05.42 ID:EuHZjDgH0


いろは(―――・・・・・・・・・・なんてっ、私はいい返事だけはしたけど、現実はこうなってしまった・・・不甲斐ないですね、私・・・・)

いろは(悔やんでも仕方ない。今はなんとしてもやちよさんが勝たないといけない)

いろは(だけど・・・・。やちよさんは聖女の巴さんに勝ったって言っていたけど、それは力が衰える前の話。今のやちよさんが巴さんに勝てるなんて、到底思えない・・・・)

いろは(でもなんとかしないといけない・・・。何ができる? 今の私になにが・・・)


鶴乃「ししょーっ!! 勝ってぇええええ!!!!! しゃああああああ!!!!!!」


いろは(鶴乃ちゃん・・・・。そうだよね。悔しいけど、私にはもう応援することしかできない。悔しくても、できることを精いっぱいやらないと!)

いろは「すぅぅぅ・・・・!」

いろは「やちよさーんっ!! 負けないでくださいーっっ!!!」




マミ「七海さんも仲間たちに慕われているのね」

やちよ「ええ、お陰様で」


みたま「大盛況の第2回ミラーズカップも、いよいよ華々しいフィナーレね」

みたま「ここにいる人たちはみんなこう思っているんじゃないかしら。『やはりこの二人が残ったか』って」

みたま「だからもう御託は要らないわ。さあ、二人とも、そろそろいいかしら?」


マミ「・・・・少しだけ言わせてください」

マミ「七海さん。私からウワサを剥がしてくれたこと、今でも本当に心の底から感謝しています」

マミ「でも今は、私たちのチームが最高だって証明したい。一緒に戦っている仲間たちにそう思ってほしい。だからどうしても私は勝ちたい。でも、それはきっと七海さんも同じよね。ならばここは、リーダー同士、死力を尽くすつもりで決着を付けましょう!」

やちよ「分かったわ。感謝しているからって手心を加える必要は全くないわよ。・・・ただ、これだけは言わせてもらうわ。巴さん。貴女は一つ勘違いをしている」

マミ「勘違い?」

やちよ「チームみかづき荘のリーダーは私じゃない」

マミ「そうなの? では、誰がリーダーなのかしら?」

やちよ「いろはよ。私はあくまで経験に基づくアドバイスをするだけの立場。それを以ってどう行動するかの判断はいろはがする。私はいろはリーダーの命令にただ従うだけ」

マミ「へえ・・・・」

やちよ「そしてそのいろははたった今私にこう命令したわ」

やちよ「 “負けるな” と」

やちよ「私はいろはの命令を破ったことはない。だから、巴さんはここまでよ。覚悟して」シャキン...

マミ「・・・・・・」

マミ(すごい圧だわ・・・。今までずっと冷静に戦っていた七海さんとは別人みたい)

マミ(昔の私ならもうこの時点で降参していたでしょうけど。でも今の私はこの程度では呑まれない! 私には仲間がいるのだから!)

マミ「残念ながら、今日は七海さんが環さんの命令を守れなかった記念すべき初めての日になるわ」チャキ....


やちよ「・・・・・・!」グッ

マミ「・・・・・・!」グッ





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