71: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/09/01(日) 02:50:54.92 ID:EuHZjDgH0
みたま「・・・・・・ゴクリッ」
みたま(す、すごい気迫・・・。傍にいるだけで体が震えてくるわ・・・)
みたま「コホンッ・・・・・。りょ、両者準備いいわね・・・?」
みたま「そ、それでは・・・・っ。試合っ、再開っ!!」
やちよ「ハッ!!」タッ
マミ「ヤッ!!」トンッ
やちよ(私の魔力はもうほとんど残っていない。遠距離から槍を投げ飛ばすなんて芸当はできない。だから体力を使って走って何とか距離を詰めて、近距離で競り合う型に持ち込まないと絶対に勝てないっ)タタタッ
マミ(近距離で競り合う型になったら、普段から槍で戦っている七海さんには絶対に勝てないっ。魔力で脚力を強化したバックステップを繰り返しながらの引き撃ちで戦うっ!)バンッ バンッ
やちよ(銃撃で手足を撃ち抜かれたらその時点で私の負けっ。残り少ない魔力で最小限の水の盾を生成して銃弾を無力化する。だけど、なんとか後2〜3発以内に、『これ以上撃っても無意味』と思わせないとっ。それができなければ本当に魔力が尽きるっ)パシャン パシャン
マミ(やはりとんでもなく魔力の扱いに慣れているわ、七海さんは・・・。せめてティロ・フィナーレ一発分くらいの魔力は残しておきたい。そうしないとアブソリュート・レインを撃たれたら対処できないっ。念のためこれ以上の無駄撃ちはやめないとっ)
やちよ(銃撃が止んだ。次の一手が巴さんの決定打とみた。距離が取れなければ銃撃以外の決定打はさっき鶴乃にぶち込んだマスケット銃のフルスイングしかない―――)
マミ(銃撃は効かない。だから次の一手が私の決定打よ。距離が取れなければ銃撃以外の決定打はさっき由比さんにぶち込んだマスケット銃のフルスイングしかない―――)
やちよ(―――と、巴さんは私に思わせようとしている! だけどそれはありあえないわ。普段から槍で戦っている私に近距離では絶対に勝てないと、巴さんは根本で思っているはず!)
マミ(―――と、七海さんは思っているはず! だから私は敢えてその挙動を取って、マスケット銃を七海さんの槍で受けさせる!)
マミ「ヤァァッ!」ブゥゥン (マスケット銃フルスイング
やちよ(読みが当たった! 一打で良いっ、一打だけでいいから打撃技を私の槍で受けさえすればあの技で返せるっ・・・!)スッ
マミ(読みが当たった! 私の一打をその槍で受けてくれさえすればあの技でチェックメイトよっ!)ブゥゥン
ガキンッ!
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