67: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/09/01(日) 02:39:56.03 ID:EuHZjDgH0
鶴乃「くっ・・・負けたっ・・・。でもっ・・・ふんふんっふーんッッ・・・!」
鶴乃「ししょーっ!!! やちよししょーっ!!!! 勝ってーっ!!!!! 勝ってやちよししょーが真の最強師匠だって証明してぇええええええッッッ!!!!!!!!!!!!!!」
やちよ「・・・・・・・・」スッ (無言で手を挙げて鶴乃に応える
マミ「・・・・・」
マミ「・・・・・・・・ね、ねえ、佐倉さん」
杏子「・・・あんだよ」
マミ「っ・・・。わ、私・・・ね・・・。恥ずかしいけど、今とても不安で怖いの・・・。カッコ悪いわよね・・・情けないわよね・・・」
杏子「・・・・・・」
マミ「私、七海さんがうらやましい・・・。由比さんにあんな大きな声で応援されて・・・」
杏子「・・・・・・」
マミ「だから・・・お願い・・・。佐倉さんも、由比さんみたいにとまでは言わないから、私を応援してくれないかしら・・・? 少しでいいの・・・。せめて少し、それだけで、私、勇気を取り戻せそうだから・・・」
杏子「・・・メンドクせえ。なんであたしがそんなことしなきゃならない」
マミ「なんでって・・・。七海さん由比さんと同じで、佐倉さんにとって私は、仲間よね?」
杏子「・・・・・・甘ったれるな。そんなに怖いなら、ケガする前にさっさと降参しちまえっ」
マミ「っ・・・。そ、そう・・・そうよね・・・。そうしようかしら・・・」
杏子「・・・・・・」
マミ「・・・・・・」 ....シュン
杏子「・・・・・・」
杏子(仲間、先輩、師匠、友達・・・。どれもなんか違う。そういうのとはなんかちょっと違うんだよ・・・。あたしにとってマミは・・・うまく言えない・・・というか・・・言いたくないというか・・・なんというか・・・・)
杏子(・・・ふんっ、別にどうでもいいか、今となっちゃそんなこと)
このは「・・・・・」パァァ
このは「ねえ、あなたたち」
杏子「?」
このは「あなたたちは、とても仲の良い姉妹みたいね」
マミ「えっ?」
杏子「っ!?」ドキッ
このは「だってそうでしょ。ついさっきまで信じられないくらい息の合ったコンビネーションを披露しておきながら、今はどうでもいいくだらない意地を張って喧嘩しているから」
杏子「な、なに言ってんだお前? 別に意地なんか張ってな―――」
このは「ちょっと垣間見える相手のカッコ悪いところが、一緒に過す時間が長いから、しょっちゅう見えてしまって、それがだんだんと腹立たしくなっちゃう。でも心の底では大切に思っているから、無茶する姿を見せられたら心配で心配でしょうがない」
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