66: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/09/01(日) 02:38:41.91 ID:EuHZjDgH0
やちよ「・・・・ごめんなさい」スパ...
杏子「だっ・・・く・・・」
杏子(チッ・・・。ちょいと脚を切られたか・・・。だがこの程度ならまだまだだ! あたしが地面に着地した瞬間に分身を使ってやちよの動きを封じてやる!)
スタッ
杏子「あ、あれ・・・? なんだっ・・・?」クラッ
杏子(脚に、力が入らない―――)
ドタンッ
杏子「アタッ?! なっ、なんなんだ?! 立てねえ?!」
明日香「むっ?!」
< ピピーッ!
明日香「全員止まってください!」
マミ「えっ?」
明日香「佐倉さん、脚を見せてください」
杏子「お、おい・・・」
明日香「これは、やはり・・・。脚の筋が切られています。これでは立てないのは当然。よって、佐倉杏子さんは退場です!」
杏子「なっ!?」
マミ「えっ?! そ、そんなっ・・・」
やちよ(ふー・・・。危なかった・・・。紙一重のその半分の半分って感じ・・・)
明日香「治癒班! お願いします!」
このは「ええ、任せて」
杏子「クソッ・・・! 久しぶりすぎて本当の魔法の方が付け焼刃になっちまってたな・・・」
このは「はい、脚出して。治癒するから」
杏子「あ、ああ・・・・。すまねえ・・・・頼む・・・」
このは「・・・・」パァァ
マミ「・・・・・・・」
マミ(ど、どうしよう・・・。私が七海さんと一対一で戦うの・・・? 最後の望みの技、ティロ・ランツィアは私一人では使えない・・・)
マミ(無理よっ・・・。ウワサの魔力を上乗せしてもかなわなかった七海さんに、今の私が太刀打ちできるわけがない・・・)
マミ(私はまた負けるの・・・? 『一人で背負わなくていい』、私に鹿目さんたちはそう言ってくれたけど・・・。でも不安よ・・・)
マミ(こんな大勢の前で、私が無様に負ける姿を晒したら、みんなになんて言われるか・・・なんて思われるか・・・。また信頼を失いそう・・・。怖い・・・怖いわ・・・)
マミ「ハァッ・・・・ハァッ・・・・」 .....フルフル
杏子(・・・・・マミのやつ・・・完全にビビッてやがる。あれじゃ勝てるもんも勝てない)
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