65: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/09/01(日) 02:37:14.42 ID:EuHZjDgH0
マミ「あっ・・・!!」
マミ(佐倉さんっ?! その構えはまさかっ、あの技?! あの技は使えなくなったはずじゃ?! 能力が戻っているの?!)
やちよ(何をするつもりか分からないけど、邪魔させてもらうわ)シュ
マミ「させないっ! レガーレ!!」シュルー
やちよ「くっ?!」シュパ
マミ「今よ佐倉さん! やって!」
杏子「・・・・・・」
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『一回叫んだんだからもう許してくれるよねっ?』
『許しませんっ♪』
『な〜んでー? なんでそんなにこだわるのさ〜?』
『怯えながら戦うよりずっといいと思わない? 私たちはいつも命がけで魔女と殺し合いをしているでしょ? でも、ふと思ったの。子供の頃夢見た魔法少女って、希望に満ちていて、怖がったりしなかった。それに、必殺技の名前もカッコよく叫んでいたなって』
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杏子(やちよは確かに強い。そんな強いやつを相手にするのは怖い。だが、迷うな、怯えるな、惑わされるな。そして、恐れるな。その方法をマミはあたしに教えてくれた。その方法であたしは今日まで生き延びてきた)
杏子(だが、今あたしの目の前にいるこいつは、そんなマミを倒したことがあるっていう。それが心底気に食わねえ。気に食わねえんだよ!)
杏子(だから・・・! あたしはやちよに負けるわけにはいかないんだ!!)
杏子(やちよ! マミと一緒に磨き上げたこの無敵の技でテメーをぶっ飛ばす!)
杏子「いくよっ! ハッァァアアア・・・・!」
杏子「必殺! ロッソ・ファンタズマ!」
やちよ「っ?!」
鶴乃「ほわっ?!」ビクッ
杏子(クソッ・・・。3人しか出なかったか・・・。だが今はこれで十分だ!)
杏子1「ほらほらこっちこっちー!」
杏子2「チャラチャラ踊ってんじゃねーよウスノロ!」
杏子3「終わりだよ!」
鶴乃「くぅ・・・! ふんっ!」ズバッ
マミ「残念、そっちはニセモノ!」グググッ....
鶴乃「ふんっ・・・?!」
マミ「 † ティロ・ホームラン † 」カッキーン (マスケット銃フルスイング
鶴乃「あっっっっぎゃごほぅぇえええがっはぁっ?!?!?!」ボグワシャァ
ささら「由比鶴乃っ、場外!」
杏子(よしっ! マミが鶴乃を場外までぶっ飛ばした! この調子でやちよも―――)
やちよ「・・・・・・・・・・・」
杏子(なんだ・・・? やちよのやつ、目をつむって突っ立ってやがる・・・)
杏子(・・・・? ハッ?! まさか集中して迷いを断ち切ってるのか?! まずい! あたしの幻惑魔法が見切られてる!)
やちよ「・・・・・!」タッ
杏子(真っすぐに本体のあたしに向かってきた?! 一旦飛び退いて距離を取らないとやられるっ!)トンッ
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