48: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/09/01(日) 01:57:37.25 ID:EuHZjDgH0
マミ《二葉さんが? 私はむしろ、一番警戒しなくていいと思っていたのだけど。確かに透明はやっかいよ。だけど二葉さんはその透明化を活かして今まで目立った活躍はできていない。それに二葉さんはあの見た目の通りにディフェンスタイプだから攻撃が苦手なようだし》
マミ《私たちの透明の対策は、さっき話したオペレーション・リチェルカーレで十分だと思うし》
杏子《そういうことを言ってんじゃねえ。・・・なんというか、あたしも上手く言えないんだが》
マミ《?》
杏子《あいつとはマギウスのアジトでしばらく一緒に戦ってた。だから分かるんだ。さなはあの見かけによらず、信じられねえ程に肝が据わってやがる。あたしは正直言うと、ああいうのを敵に回すのは苦手なんだ。追い詰められると何をするかわからねえからな。窮鼠猫を噛むって言うだろ》
マミ《・・・・分かったわ。佐倉さんの直感を信じる。みんな、二葉さんにはくれぐれも警戒して》
マミ《それじゃあ、大まかの作戦はこうしましょう。まずは、この試合は時間停止が破られる前提で動くわ。いつも練習しているみんなの連携で相手の攻撃を耐え、オペレーション・リチェルカーレが発動できるチャンスが巡ってきたら、その混乱に乗じて動ける誰かが相手のフラッグを取りに行く。それでどうかしら?》
杏子《ああ・・・。別にいいんじゃねーか、それで》
まどか《はい!》
さやか《あたしもいいと思います!》
ほむら《分かりました!》
マミ《ありがとう! それで行くわよ!》
みたま「さあ、両者準備はいいかしら?」
マミ「はい、準備いいです」
やちよ「私たちもいいわ。全員配置についた」
マミ(七海さんチームの陣形は・・・。由比さんと深月さんがセンターラインすぐ手前に二人並んで立っている。七海さんは、自陣のほぼ真ん中。環さんと二葉さんが一番奥のフラッグの近く)
マミ(常盤さんの陣形と似ている。やっぱりいきなりのティロ・フィナーレで全員を落としにいかせてくれないわね)
マミ(それより気になるのは、由比さんと深月さんを最前衛にするのは分かるけど、二葉さんをあんなに奥に配置したのは何故? ただのゴールキーパーにしてしまうの? 透明になって私たちのフラッグを狙うのでは・・・?)
マミ(それと、由比さんが扇を二つ構えて目をつむって意味ありげに立っているけど、あれは何・・・?)
マミ(嫌な予感がするわ・・・)
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