夕立「ボ、ボコフェス連れてってっぽい!!!!!!!」
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97: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/08/27(火) 22:08:16.07 ID:8agroj4w0
( T)「……貴方のお陰だ。本当に感謝している」

( ∵)「いや……ハハ、いやいや、此方こそ、お礼を言わせてくれ……君達の奮闘によって、私は娘と再会を果たせた……これ以上の幸せは無い……ありがとう、ありがとう……」

( T)「……」


これも、また一つの『救い』なのだろうか。彼と、彼の娘の物語はここで終わるのだ。口が滑っても『めでたし』とは言えない終幕だ
そして、その幕引きは、『善き人』に救われた俺が請け負う責務だ。元の世界に帰るカギも、彼と一体になっているのだから


( ∵)「……心苦しいよ。君たちに厄介ごとを押し付けてしまうのは」

( T)「気にしなさんな……殺しは俺の特技だからな」

( ∵)「そうか、そうか……いつか、君達の身の上話を、きかs、き、聞か」

( T)「……ああ、必ず」


膨張の影響が、頭にも及び始めたか。眼球は下から押し出されるように浮き上がり、歯茎から抜け落ちた歯が喉奥へと落ちていく
これ以上苦しい思いをさせられない。一撃で、感謝と敬意を込めて――――


「どけ」


(;T)「は……がっ!?」


右拳を振り上げたその時、側頭部に肘が叩きこまれる
大して効きはしなかったが、上げた拳はよろめく身体を支えようと反射的に床を着く。その隙に





(,,#゚Д゚)「フンッ!!」





『介錯』の役目は、後輩に奪われてしまった


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