カズマ「お前、あのキス……どこで覚えたんだ?」めぐみん「……バカ!」
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14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/08/23(金) 01:17:02.91 ID:QaugMPoFO
「何事だ! アクア!」
「見てダクネス! こいつが諸悪の根源よ!!」

ダクネスが尋ねると、アクアは得意げな顔で鼻息を荒くして、1匹の淫魔を突き出しました。

「こいつがカズマの精気を奪っていたのよ! 通りで私の回復魔法も効かない筈だわ!」

アクアによりと、この淫魔がカズマの体調不良の原因らしく、たしかにそれならばアクアの回復魔法やウィズ魔法具店より購入したエリクサーが効かない理由にも説明がつきました。

「うちのカズマに何してくれてんのよ!」
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
「ごめんで済まそうたって、お天道様たるこの私が許さないわ! 神妙に浄化されなさい!!」
「お、おい。もういいじゃないか、アクア」
「カズマさんは黙ってて! 私だってちょっとは心配したんだから! たまには女神らしいところを見せて読者のポイントを稼ぎたいんだから!」
「後半は完全に私利私欲じゃねーか!」
「本当に心配したんだからぁ!!」

たしかに私利私欲はあるとしても、アクアは本当に憤り、涙を流していて、カズマの身を案じていたことは間違いありませんでした。
そんな彼女の涙を見て、何故かカズマは冷や汗を流し、苦い顔をしているように見えて、そんな彼を不思議に思っていると不意に。

「おや、小僧。もう体調は良いのか?」
「バ、バニル!」

アクアの大捕物に乗じて、結界が弱まった隙をつき屋敷に侵入したバニルさんが現れました。


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