82: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2019/10/07(月) 00:52:48.90 ID:a3VuJV360
「……不知火と?」
「大淀と提督も」
こちらを無視しているわけではさそうで一安心。コミュ障というよりは必要のない会話をしない主義? それともこちらの出方を窺っている?
「大淀が強いんですってね」
「聞いたか。不知火からか? だろうな。大淀は始末に負えない。この国には『勝てば官軍』ということわざがあると聞いた。まさにそれだ」
「ドイツにはないんですか」
「『まずい芋は食卓に並ばない』とは言うな。私は賊軍にもまずい芋にもなりたくはない。してやられるのも、そろそろおさらばだ」
背もたれさえないスツールに、優雅に脚を組んで座るその姿は、一本の筋がきちんと通っている。奇跡のようなプロポーション。
ポーラの可愛らしさが天の与えたもうた御使いのものだとするならば、グラーフのそれは人間が作り上げた芸術品に近い。すらりとした腕に足、鼻筋、きめ細かいプラチナブロンド、小さな顔と薄い唇。
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