215: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/03/21(土) 10:55:54.20 ID:pQ00XHC/0
ということは、恐らくではあるが、外に出られないことはないらしい。まぁ当然か。周辺海域の見回りに緊急出動など、青葉ではないけれど、夜討ち朝駆けは艦娘の常套。そのたびにいちいち警報を切るのはあまりにも面倒だろう。
見るからに怪しいところに近づかなければ問題あるまい。研究所とか、備品庫だとか。そう判断して、私はふらふらと、階段を下りていく。
外に出るための扉には施錠はされていなかった。単にいつもそうなのか、それとも先ほどの空母が内鍵を開けたのか。
なんとなく、先ほどの空母はあっちに向かっていったなという思いで、棟の裏手へと回る。
当然鎮守府や泊地といった前線基地は海沿いにある。しかし、佐世保は大きい。あまり海風は感じない。それでも確かに潮のにおいだけは確かにあって。
購買の照明が煌々と灯っているのが、かなり離れた位置からでもわかった。なんてコンビニエンスなのだろう。ともすれば、いまも海のどこかで、佐世保の艦娘たちは夜警に出ているのかもしれない。
右へ曲がれば夕方に向かった演習場になっていて、そこにベンチがあることを知っていたから、私はそちらへと曲がった。
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