214: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/03/21(土) 10:46:20.24 ID:pQ00XHC/0
少し、飲みすぎてしまったかもしれない。日本酒党の私は、ポーラの持ってきたワインとは相性があまりよくないようだ。優れない気分を立て直そうと、夜風にあたるべく、大淀を起こさないように部屋を出る。
廊下は薄暗い。ぽつぽつ等間隔で夜照明に照らされている。当然ながら、人気はない。
と、脚が停まる。私は自分が佐世保の鎮守府にいることを思い出したからだ。例えば不用心に出歩いた結果、赤外線のセンサーに引っかかって警報が鳴る……最悪侵入者とみなされて撃たれては困る。
ううむ、廊下で窓を開けるくらいに留めておくべきだろうか。
窓に近づけば、月光に照らされた人影が、ちょうど私の真下を歩いている最中だった。その姿は影に落ち込んでいて誰何は叶わないが、右手に弓を持っている。ならば恐らく空母の誰か。
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