205: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/03/15(日) 12:42:10.83 ID:lzhGd5a70
僅かに動きの遅れた瞬間を加賀は無論見逃さない。矢筒から、次弾を手に取る。塗り分けられた矢筈はそれぞれ艦載機の種別をあらわしている。赤、青、緑、そして赤と緑の斑。
射出。そして顕現。立体的な集中砲火を夕立は奇跡的な身のこなしで最小限の被害に喰い留めるも、それはあくまで奇跡、神業の類であって、そう長くは続かない。
顔面への直撃。
「あぁははははぁっ!」
黒煙とともに、炎を纏いながら、夕立は加賀に迫る。
更に顔面への追撃。
驚異的な足腰の粘り。異常なほどに強い体幹。転倒、最悪卒倒してもいいはずの一発だったはずだ。だのに夕立は上体をぐらつかせただけでなく、さらに、そこから一歩、吸い込んだ熱気を吐きだしながら。
踏み出す。
踏み込む。
そうして三度。
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