146: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2019/10/23(水) 02:22:57.14 ID:0ARiWsal0
残り七巡。ツモは中。
残り四巡。ツモは九策。
「っ!」
張った。混老七対子、待ちは西。山には、一枚。可能性はある。
「リーチ」
打、九筒。発声はない。
千点棒が小気味よい音を立てて卓へと転がる。
「クソ、だめだな」
提督は、恐らく対子落としなのだろうか? 三萬を切った。名実ともに降りたのだ。
「リーチですか」
大淀が言う。
「なら、足りますね。その三萬、ロンです」
断么九、一盃口、赤。5200。
「御無礼」
大淀は悪魔のような顔で笑った。
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