「我々の願いは、この素敵な道具が叶えてくれる」
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12: ◆dTsdr7bVTg[saga]
2019/08/18(日) 20:44:42.03 ID:All9ssB20
〜〜〜〜〜(数ヶ月後)〜〜〜〜〜

勇者「このあたりまで来ると、魔物の数が段違いに増えるな」

戦士「平原に魔物の群れがいるのが当たり前になっているとはな」

僧侶「休む間もありませんね」

勇者「でもさ、こいつらいちいち全部倒す必要ないよね?」

戦士「任務としては……な」

勇者「そうそう、王国内の魔物の掃討は国王軍や諸侯軍の任務だよ。俺達の任務はあくまで魔族軍の首領である魔王を討つことだ」

魔法使い「私たち魔王討伐隊と国王軍は、国王陛下を介して活動の連携がとられているということだったわよね」

僧侶「そうはいっても、露骨に魔物を見過ごすのも考えものですよ」

戦士「うむ、魔物を見過ごしているところを王国の民に目撃されると……」

勇者「ああ、任務の分担も理解できない馬鹿どもがヒステリックに拡散するというんだろ」

僧侶「大変です!」

戦士「どうした、僧侶」

僧侶「勇者さんが学習してます! キモいです!」

戦士「一々我らが説明する手間が省けるのだ。キモさも少しは我慢すべきだろう」

勇者「お前らの暴言をハラスメントとして拡散したいわ!」

僧侶「え……? キモいと思った側がハラスメント受けてるんですよ……?」


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