15: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2019/08/11(日) 20:33:16.11 ID:hJ05PNkl0
「……それ、二人がプロデューサーとアイドルの時からずぅっと思ってたんですけど」
言って、彼女は紅潮した頬を見られまいとするように俺から顔を背けてしまう。
「そういう事を私の口から言わせるの……。ズルい」
「プロポーズは俺からしたじゃないか」
「だからズルいって言ってるのに!」
彼女がとうとう頬を膨らませる。
が、その可愛い癇癪は俺の飢えた心を刺激する最大級の悪手だった。
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