5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/08/07(水) 22:04:25.40 ID:FXFeKFhtO
「作戦タイム!」
「認める」
ぶりぶりざえもんをボコった後、作戦タイムを申し出ると、雪だるまは認めてくれた。
「やっぱりアレしかないと思う」
「そうだな」
「アレしかないな」
「私は初めからアレしかないと思っていた」
「黙れ豚」
「偉そうに」
「ヌケヌケと」
「……少し言い過ぎじゃないか……?」
豚を皆で罵倒して、私は作戦開始を宣言した。
「皆であいつにおしっこをかけよう!」
「待て」
しかし雪だるまはその作戦を先読みしていた。
「今更、命ごいなんて……」
「いいから聞け。今、オレの身体はマイナス100℃の超低温が維持されている。お前らの放尿器官はせいぜい30数℃……その状態でこのオレにおしっこをかけたらどうなる?」
ゴクリと私達は喉を鳴らして、想像した。
尿からマイナス100℃の冷気が伝わり、我々の放尿器官が凍りつき、砕け散るその様を。
「に、二度目の作戦タイム!」
「認める」
ぶるった私達は、即座に作戦決行を断念した。
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