6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/08/07(水) 22:06:29.42 ID:FXFeKFhtO
「どうしよう」
「どうする」
「どうしたら」
「……少し席を外すぞ」
アクション仮面とカンタムロボと相談するも活路を見出せず、思い沈黙がその場を支配した。
そんな中、これまで一切役に立っていないぶりぶりざえもんが立ち上がり、歩き出した。
「おい、お前。どこに行くつもりだ?」
「ちょっとお腹が痛くてトイレに……」
「こんな時に糞とか何考えてんだこの豚」
アクション仮面が尋ねると、腹が痛いと抜かしたぶりぶりざえもんに、カンタムロボが憤慨し、そして私は名案ならぬ妙案を閃いた。
「あいつに糞をぶっかけよう」
そう発言すると、これまで冷静さを保っていたクールな雪だるまが俄かに慌てふためいた。
「ま、待て! さっきの話を聞いてなかったのか? マイナス100℃のオレの身体に糞をぶっかければお前らの肛門も無事では済まないぞ!」
再び脅しをかけてくるス・ノーマン・パーに、私は不敵な笑みを浮かべてこう言い返した。
「尿と糞では熱伝導が違う」
「んなっ!?」
液体の尿だと確かに冷気は速やかに伝わるかも知れないが、粘性の高い半個体である糞は冷気の伝わり方は遅くなる。故に糞をぶっかける。
9Res/9.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20