342:名無しNIPPER[sage]
2019/09/01(日) 16:16:54.00 ID:c8TdHkXWO
セイレーンは武器を破壊され、怯え、震え,恐怖に呑まれた事だろう。ならばこそ、俺のもうひとつの必殺技が光るのだ。
俺は飛び上がるセイレーンを見据えて、手を向ける。
「何を…?」
「…じゃあな、セイレーン」
ぐっ、と手を握ると、セイレーンの身体は闇に呑まれてしまう。
「なっ!?」
「今…何をした…?」
「俺の…必殺技、的な」
闇が消え去り、セイレーンは湖へと落下する。覆われていた領域も消え去り、絶命したのを確信した。
「……ふぅ…勝った……な」
安心から、ドッと疲れが押し寄せてくる。俺は膝から地面に倒れ込んでしまった。
「男さん!?」
「男!!」
アレスとレオーネが俺の名を呼ぶが、返事は出来そうにない。視界が閉じていき、次第に何も聞こえなくなった。
〜
「……んん……あれ…寝てたのか……俺」
セイレーンに勝利した後、すっかり寝てしまっていたみたいだ。
「んん?…ここは……何処だ?」
いつの間にか、俺は知らない部屋のベットで寝ている。メルヴィス湖からここに来るまで寝てたって事か。
内装を見て思ったのは豪華絢爛という言葉が似合う室内に、俺は何となく思い当たる節があった。
「……クレアの…家?」
確証は無かったが、王族王家の部屋はこんななのだろうという何となくイメージがあったので、もしかしたらと思ったのだ。
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