21:名無しNIPPER[saga]
2019/08/03(土) 20:45:40.71 ID:OJq4hmGJ0
P「己のこだわりに縛られずクライアントの要望を優先するのも、プロの創作者には必要な所作だ。それをまだ中学生のロコに要求するのは酷かもしれない。でもそういう考え方もあるんだ」
ロコ「……そうかも……育のいう“おとな”は、きっとそういうことができる人のことをいうはずです」
千鶴「確かにコロちゃんが今後本当にアーティストとしてご飯をいただいて生きるつもりがあるのなら、背けてはいけない要素ですわ」
ロコ「P、チヅル……わかりました。ロコはもう、迷いません。ロコとロコアートは、必ず育のステージにベストマッチでフィックスしてみせます!」
P「よし、そういうことなら……今作りかけになっている作品を活かしていく方向でも構わないか?」
ロコ「オフコースです! ロコには今まで育と一緒にライブをしてきたエクスペリエンスがあります。そのイメージをエクスパンドさせてみんなのアイディアをアウトプットしていけば――」
P「完全に一から作り直さずとも、良い物を完成させられるってことだな!」
千鶴「なら今から劇場に戻って大枠を決めて大道具さんたちにプレゼンすれば、当日までには十分間に合いますわね!」
ロコ「P、チヅル……ロコアートにコミットしてくれますか?」
P「ああ、もちろん」
千鶴「最初からそのつもりですわ。さあ、参りますわよ!」
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