人攫い「つまり、俺はお前を買い戻したのさ」奴隷「どうして、ですか……?」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/30(火) 23:56:55.28 ID:ZX8U6ErMO
「悪いな。家にはトイレがひとつしかなくて」
「いえ、無理を聞いてくださり感謝してます」
「しかし、手狭だろう?」

招かれたトイレの中は酷く狭く、窮屈で。
私を向かい合わせに抱くご主人様が近くて。
この胸の高鳴りが聴こえてしまいそうで。

その鼓動を誤魔化すように、私は尋ねました。

「あの……ご主人様」
「なんだ?」
「私がもしも、女の子だったら……」
「は?」
「女の子ならあの時、買いませんでしたか?」

それは、怖くて聞けなかった質問でした。
ご主人様は私を、男の子だと思っていて。
男の子が欲しくて、奴隷を買われて。
それはきっと、亡くなった娘さんと同じ性別の奴隷を買うのは躊躇われたからであり。

そう考えると、自分の本当の性別をご主人様に知られてはならないように思えて、怖くて。

「もしもお前が女の子だったら、か」
「あの、答え辛いようなら、別に……」
「それでもきっと、俺はお前を買ったよ」

ご主人様は確信をもって、そう仰いました。


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