北条加蓮「藍子と」高森藍子「膝の上で ろっかいめ」
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27:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/29(月) 19:09:13.65 ID:fd6VRZN/0
藍子「前までは、ぜんぜんそんなことなかったんですけれど、あの時だけはすごく……心の端っこと端っこが、火で炙られているような気分だったんです」

藍子「加蓮ちゃんが未央ちゃんのこと、いっぱい見ているんだな、って分かって――」

藍子「……加蓮ちゃん、よく、未央ちゃんと仲良さそうにしていますもんね。未央ちゃんも、加蓮ちゃんと一緒にいると、いつもとは違う楽しさがある、って言っていましたよ」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/29(月) 19:09:43.91 ID:fd6VRZN/0
加蓮「……ハァ。いや、あのさぁ。最初に未央とか茜の話をしまくって、いつだったかポジパでのバーベキューに誘ったのアンタでしょ」

藍子「分かってます」

加蓮「あれなかったらたぶん私、今も未央と話なんてほぼしないし、茜のこと茜ちゃんって呼んで関わらないようにしてたよ?」
以下略 AAS



29:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/29(月) 19:10:13.25 ID:fd6VRZN/0
藍子「い、今はもう大丈夫ですよ? 今はきっと、私より外の温度の方が高いと思いますっ」

加蓮「36度って藍子の体温と同じくらいなんじゃなかったの?」

藍子「あれから結構経ちましたから、ひょっとしたらもう2度くらい上がっちゃっているかもしれませんよ?」
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/29(月) 19:10:44.57 ID:fd6VRZN/0
藍子「こんなに暑い日は、あちこち歩き回るより、どこかでのんびりしている方が好きかな……」

藍子「加蓮ちゃん。公園の木陰って、すっごく涼しいんですよ。知っていましたか?」

加蓮「えー、絶対暑いよ」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/29(月) 19:11:13.32 ID:fd6VRZN/0
加蓮「撮影の時、日傘を持って実際に外に出て撮ってもらったんだけどさ。普通に超暑かったの。もちろん撮ってもらう時は、涼しー! って感じでやったけどね」

藍子「なるほど……」

加蓮「ちょうど今日くらいの温度かな? まず靴裏がヤバイ。サンダルだったし」
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/29(月) 19:11:42.87 ID:fd6VRZN/0
加蓮「でCMの話なんだけど。足元は暑くて、手も足も暑くて。日傘で遮ってる頭も普通に暑くて……」

加蓮「日傘で陰作っても、普通に暑いくらいなんだよ。木陰なんて、それ以上に暑いに決まってるでしょ」

藍子「……そこまで言うなら加蓮ちゃん。今度、一緒に公園に行って、試してみますか?」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/29(月) 19:12:13.00 ID:fd6VRZN/0
藍子「う〜〜〜〜ん……? 加蓮ちゃん? どうかしたんですか?」

加蓮「別に」

藍子「……」ジー
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34:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/29(月) 19:12:42.99 ID:fd6VRZN/0
加蓮「けどさー……。あの時も言ったけど、私、そういうごっこ遊び自体を否定する気はないの」

加蓮「あの時はその……。ほら、私がちょっと真剣になりすぎてたって時期だったし」

藍子「わかりますよ。私が未央ちゃんのことをズルいって思った時と、きっと同じなんですよね」
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/29(月) 19:13:13.03 ID:fd6VRZN/0
加蓮「藍子に膝枕をしてもらうのだって、最初は……確か事務所でだったっけ。ドタバタしちゃって、ちひろさんに叱られて……ってこと、あったよね」

藍子「ありましたね。懐かしいです……」

加蓮「今はもうすごい慣れちゃって、ドキドキもしなくてさー」
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/29(月) 19:13:43.49 ID:fd6VRZN/0
加蓮「でもさー。ドキドキしたい、って気持ちも分かるんだ。例えそれが、ごっこ遊びだったとしても」

加蓮「……うん。私、何が言いたいのかわかんないっ。ふふっ」

藍子「う〜ん……。加蓮ちゃんの気持ちはなんとなく伝わったから、大丈夫ですよ」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/29(月) 19:14:15.12 ID:fd6VRZN/0
藍子「加蓮ちゃん」

加蓮「何?」

藍子「さっきの加蓮ちゃんの言葉を借りるなら……。私の前にいる限り、加蓮ちゃんの気持ちは、私が握っちゃいますっ」
以下略 AAS



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