18:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:37:23.02 ID:XLNzjGnq0
愛依の言葉に心臓を掴まれたような感覚に陥る。努めて冷静に返事をせねば。
「な、な、なぁんでわかったのかな?」
「だって、さっき叫んでたプロデューサー、霧子ちゃんのことずっと呼んでたし」
「『霧子、霧子〜』って言ってたっすね」
「あんた……」
三者三様の視線、全部冷たかった。
「そ、それはいいとしてだな! 霧子と、あと凛世。二人はこういった事象に詳しいんだ。実際に助けられたこともある。ひとまず霧子に相談するからな!」
矢継ぎ早にそう言って、連絡先の霧子をタップする。出てくれ、霧子……。
「……死ぬ前に霧子の声を聞きたいとか、そういうんじゃないでしょうね」
「え、マジ!? プロデューサーめちゃ情熱的じゃん!」
早く出てくれ、霧子……!
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