魔女「……大人、勃ち?」竜の子「ほえ?」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/22(月) 23:48:03.06 ID:lIL3ZnEMO
「……若、もう出して、いいよ」
「んんっ……出ない」
「……頑張って」

すぐに出そうでなかなか出ない。
そんなもどかしさに歯がゆい気持ちを覚えた魔女は今、懸命に竜の子の排尿を応援していた。

「ん、んんっ……」
「……頑張れ、頑張れ」
「もう、ちょっと……」
「……若のいいとこ、見てみたい」
「んっ……」
「……そーれ、おしっこ、おしっこ、おしっこ」

ついつい、そうした流れで実は流されやすい魔女が手拍子をしながら放尿を促すと、不意に。

「……何を、してらっしゃるのですか?」
「……っ!?」

竜の子が部屋に居ないことに気づいて甲板まで探しにきた生贄娘に突然背後から声をかけられ、魔女は心臓が止まりかけた。びびった。
すぐに平静を装って、実は不器用な魔女は吹けもしない口笛を吹きつつ、誤魔化そうとした。

「……別に、何も。夜風に当たっていた、だけ」
「ひとつ、お聞きしてもよろしいですか?」
「……何?」
「もしや、あなたは頭がおかしいのですか?」
「……ち、ちち、違う。私は、正常。たぶん」
「まずは、この私が手本をお見せしましょう」

そう言って、生贄娘は魔女から竜の子を取り戻して、そしておもむろに尖った耳をかじった。

「はむっ!」
「んあっ!」

ちょろろろろろろろろろろろろろろろろろん!

「フハッ!」
「……すごい。鮮やかな手際。正直、感服した」
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

憎っくき魔女を感服せしめた生贄娘は今度こそ溜めに溜め込んでいた愉悦をぶちまけ、夜空に届けと言わんばかり高らかに哄笑を響かせた。


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