竜の子「まるで、生命の輝きみたいだ」生贄娘「なかなか、言い得て妙ですね」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 22:20:16.63 ID:kW3uxFR3O
「若様、そろそろ海が見えてきますよ」
「海?」

しばらく歩くと、地平線の先が途絶えた。
生贄娘に言われてよく見ると、水平線だ。
どこまでも広がる海面の海原に驚愕する。

「すごく大きな水溜りだ!」
「なかなか、言い得て妙ですね」
「あの向こう側はどうなっているの?」
「もちろん、断崖絶壁となっております」
「ええっ!?」
「ふふっ……冗談です」

人間の言葉を、嘘か真か見極めるのは難しい。
竜の子は何度も騙されて、からかわれている。
そうやって人を疑うことを教え込まれていた。

「すごい人の数!」
「ふむ。どうやら今夜はお祭りのようですね」
「お祭り?」
「豊漁を祝ったり、祈ったりする祭事ですよ」

そんな説明されて、竜の子はワクワクした。
それとは裏腹に、生贄娘は警戒心を強めた。
こうも人が集まればロクなことが起きないと。


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