16: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/21(日) 21:07:10.94 ID:D/ABzthS0
──ざわざわ……ざわざわ……
にこ「なに……どういうこと?」
まるでステージに立っているような感覚。私を囲っている動物達は、私に注目してざわついている。
17: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/22(月) 07:07:02.18 ID:0XSXQMn60
* * *
王女様直々に街を案内される。
18: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/22(月) 08:39:07.13 ID:0XSXQMn60
* * *
王女「こちらです。どうぞお入りください」
19: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/22(月) 11:40:06.09 ID:0XSXQMn60
王女「そういえばしばらくここに残りますか?」
にこ「えっと」
ウサギの方を振り返ると激しく頷いていた。
20: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/22(月) 12:30:05.42 ID:0XSXQMn60
「お持ちいたしました」
王女「あら、早かったですね。でしたら庭のところでお茶をしましょうか」
にこ「分かりました……?」
21: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/22(月) 16:19:34.55 ID:0XSXQMn60
にこ「うっ!」
突然強く腹痛を感じた。痛みを強く感じたり感じなかったりを一定のリズムで繰り返していた。
にこ「痛い」
22: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/22(月) 17:04:06.98 ID:0XSXQMn60
* * *
にこ「いてて……ここはどこ?」
私はベッドに寝かされていた。ベッドはフカフカで天蓋が付いていて、まるでお姫様専用のであるかの様な形だった。
23: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/22(月) 17:17:02.39 ID:0XSXQMn60
ネズミ「帰り方は簡単です。でもそれにはここから抜け出さなければいけません」
ネズミは私の顔を見て話し出した。
ネズミ「でも王女はこの部屋から出してくれないでしょう」
24: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/23(火) 07:13:18.15 ID:1v/8cooL0
ネズミ「さあ急ぎますよ、付いてきて下さい!」
にこ「待って、ドレス着て走ったことなんてないから!」
そう言ってもネズミはスピードを落とさずに前へ前へと進んでいく。私はそれについて行くしかなかった。
25: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/23(火) 08:57:40.92 ID:1v/8cooL0
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26: ◆vlTFewOdSQ[saga]
2019/07/24(水) 14:55:34.47 ID:RVFS5XWu0
にこ「そういうのは得意だから安心して?」
ネズミ「分かりました。私も頑張りますから!」
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