6:伊丹 [sage]
2019/07/15(月) 18:42:48.35 ID:x/mqy9ey0
「分かったわ!Pくん!
ふふっ♪…そっかぁ。
7:伊丹 [sage]
2019/07/15(月) 18:43:45.55 ID:x/mqy9ey0
週末。梅雨の真っ盛りという時期にもかかわらず、
今日は初夏を思わせる蒸し暑さ!
8:伊丹 [sage]
2019/07/15(月) 18:44:52.25 ID:x/mqy9ey0
でも私はそんなことお構いなし彼へ詰め寄る。
「ねぇねぇ、Pくん!なんで私のメッセージに返信してくれないのよ!」
9:伊丹 [sage]
2019/07/15(月) 18:46:09.13 ID:x/mqy9ey0
「…青羽さんに聞いたんだが、
過去に作った衣装にもモチーフとして花を使ってきたそうなんだ」
例えば…と彼は聞きかじった知識を披露する。
10:伊丹 [sage]
2019/07/15(月) 18:46:40.83 ID:x/mqy9ey0
「さて、今回は莉緒の衣装のモチーフの花を探しに来たわけで…」
親切にも、ここの植物園は花の横に名前と花言葉が表記されてる。
11:伊丹 [sage]
2019/07/15(月) 18:47:26.21 ID:x/mqy9ey0
恥ずかしさからそっぽを向いた彼が、
何かを見つけて途端にニヤっと笑ってこちらを見る。
12:伊丹 [sage]
2019/07/15(月) 18:48:25.41 ID:x/mqy9ey0
彼との楽しい時間が終わるのが惜しくて、気を紛らわすために私は鼻歌を歌う。
13:伊丹 [sage]
2019/07/15(月) 18:49:14.62 ID:x/mqy9ey0
「『Love you Love you 私のことどう
Miss you Miss you 思ってるの?』」
14:伊丹 [sage]
2019/07/15(月) 18:49:45.33 ID:x/mqy9ey0
なぜ、私が特別なメールを彼だけに送るのか。
なぜ、私は彼だけにイジワルを言うのか。
15:伊丹 [sage]
2019/07/15(月) 18:50:55.32 ID:x/mqy9ey0
…まぁいいわ、と自嘲するように私は笑う。
「……今日、結局私の花、見つからなかったわね!」
16:伊丹 [sage]
2019/07/15(月) 18:51:53.25 ID:x/mqy9ey0
ライブ当日。
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