鷺沢文香「本に、命を」
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32: ◆jEbRvHU8C2[sage saga]
2019/07/14(日) 16:08:07.34 ID:UfnhAP/w0
ですが、まだ。
まだ、見て貰っているだけです。

大丈夫ですよと彼の頭をなでなでしながら、私の方へと少し力を込めると、
それに合わせて彼が近付いてきて。
むにゅりと、脚の間に顔を埋め入れてきました。
恐る恐る触れる感覚から、奥へ奥へと挟まれ進む鼻の感触に、狂おしいほどの甘美に全身が痺れます。

そのまま私は世界から遮断するようにスカートの裾を彼にかけました。
すっぽりと覆ったスカート越しに彼の後頭部を探り当て、
よしよしと撫でながら更に引き摺り込むように押さえつけました。
彼の鼻が私の隙間にずぶりと挟まるように、優しく、キツく、ぎゅっと。

彼の呼吸に合わせて伝わる温もりが、こんなにも近くで感じられて。
ここに、彼の、顔がある。
その興奮と幸せを感じながら、私は脚を閉じ、彼の頭を挟み込みました。

この感覚を、しっかりと刻み込むように、ぎゅっと、ぎゅぅぅっと、もっと。


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