29: ◆jEbRvHU8C2[sage saga]
2019/07/14(日) 16:06:27.16 ID:UfnhAP/w0
事務所の資料室、という名目の、もはや仮眠で使われるばかりの畳部屋。
私はそこに腰を下ろし、両の膝を立てて座り、彼を待っていました。
彼の視線が意味する答え。
ともすれば自惚れめいた考えに、それでも確信を感じて。そうして今日、私は行動に起こして。
がちゃり。
扉が開かれ、彼の顔を確認した瞬間、私は。
…やはり自惚れではなかったとの確信と、これから行われることへの想像に、
口の両端がゆっくりと吊り上がっていくのを感じました。
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