鷺沢文香「本に、命を」
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23: ◆jEbRvHU8C2[sage saga]
2019/07/14(日) 16:02:42.06 ID:UfnhAP/w0
迷っている時間はありません。

私は頭を抱き留めたまま、プロデューサーさんと一緒に座り込みます。
床にお尻をつけると、私は後ずさりしました。
せめて少しでも守ろうと、顔を密着させたまま。
胸からお腹へずりずりと感触が移り、そして。
聖域の眼の前までやってきました。

両の膝を立てながら左右に開き、スカートの裾を引っ張ります。
そうして少しの後ずさりして位置を調整。
そのまま開いていた両の膝を閉じて、彼の顔を挟み込むように固定し、
本来あるべきようスカートを戻しました。

これで、良い。
ここでなら、埃の舞うここから隔離できて、かつ、飛沫が本にまで届かない。

ストールを置いてきたことは残念でしたが、丈の長いスカートを選んだのは、結果論ですが正解でした。
スカートの中からくぐもった咳き込みが聴こえます。
恐らくまだ口内や気管に埃が残っているのでしょう。
呼吸を確保し、流血で苦しくならないよう、脚を閉じる加減に気を付けながら、
スカート越しに彼の後頭部へと手を添えて再度の位置調整。

いつもの薄手ならともかく、今日はありすちゃんとお揃いのです。
血といえど液体、なれば、面積も吸水性も優れているとありすちゃん直々のお墨付きですから、
これも、結果論ながらベストな選択だったと言えるでしょう。


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