22: ◆jEbRvHU8C2[sage saga]
2019/07/14(日) 16:02:04.46 ID:UfnhAP/w0
いつものようにストールがあればその補助ができたのですが、生憎と今日は置いてきてしまっています。
余計な言い訳のために御洒落を拒絶し着飾ってこなかったことが裏目となりました。
更には、立ち上がったは良いものの、
立ったままで居るのが辛そうにプロデューサーさんが膝を折りながらもたれかかってきます。
確かに私も、遥か上から落下してきた本を顔面で受け止めたことがあり、あのときは眼を開けても何も見えず、
手足にも力が入らない状態で、であれば、今のプロデューサーさんも、きっと、同じ。
このままでは私が支え切れず共倒れて、彼に、本に血を散らせて汚させてしまう。
何か無いかと考え、…そして、気付きました。
あるのです。
彼を埃から守れて、血飛沫から本を守れる、谷底でもなければストールでもない、そんな理想の聖域が。
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