アンチョビ「一万回目の二回戦」
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7: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 21:39:39.37 ID:l6pE73h60

 目覚めると、背中に柔らかな感触があった。

「ん〜……?」

 体を起こすと目の前には灰色の壁。
 目線を下げると見慣れた机が鎮座している。

 私が寝そべっているのは二段ベッドの上、どう見てもここはアンツィオ高校女子寮の自室だ。

 昨夜は、宴会のあとそのまま外で睡魔に襲われた覚えがあるのだが、気のせいだったか。

 ……まぁ、実際こうしてここにいるのだから、覚えていないだけで学園艦には戻ってこられたということだ。
 私以外のみんなもきちんと帰ってこられたか心配だし、身支度をしたら点呼を取っておくか。



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