アンチョビ「一万回目の二回戦」
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6: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/13(土) 21:37:02.36 ID:l6pE73h60

 宴会が終わって、大洗の連中と別れて会場を離れると、残った食材で二度目の宴会を始めた。
 今度は、アンツィオの生徒だけだ。

 あの場では言えなかった言葉を口にしてみると、ペパロニたちが「わたしもっすねー」と同調して、私は少し安心した。
 食事にしか興味がないように見えるけど、勝利への執念は彼女たちにも確かに宿っているのだ。

 アンツィオのみんなと一緒に食事をとるのは楽しい。
 いつしか何に囚われていたのかも忘れて、夜は更けて、目蓋は重く、睡魔に襲われた私は抗うことなく眠りに落ちた。



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