スイレン「サトシも私のこと好きなのかな?」
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24: ◆V2j54PgLHE
2019/07/11(木) 16:00:35.49 ID:atv9SAHa0
リーリエ達、ロケット団全員が、彼が助かるように祈っていた。ただひたすらに。

ピカチュウ「ピカピ・・・ピカピ」

ピカチュウは涙を流しながら必死に祈っていた。誰に祈っているのかもわからない。しかしサトシを助けたい一心で祈っていた。














      「ビィ!」


声がきこえた。




ニャース「お、おみゃーらは、、、セレビィ!!!」

「ビィー!」 「ビィ」 「ビィビィー」 「ビィ」 「ビィィ」

何もない空間から、たくさんのセレビィ達が出てきている。そしてサトシの周りを飛び交う。幻想的な光景だった。


リーリエ「こ、この子たちは・・・」

ジェームズ「す、すごい数だ・・・」

スイレン「・・・幻のポケモン。おとぎ話じゃなかったんだ。」


セレビィ「ビー!!」


セレビィ達は、サトシに深緑の光を放ち始める。直後にサトシの体が宙に浮きあがり、まばゆい光に包まれて見えなくなった。

その光をみている者達は、神秘を感じた。何かとてつもなくおおきな存在に包まれているような気がした。ただただ癒される。

そして屋敷の床に双葉の新芽が萌えて、伊吹いたかと思えば瞬きする間に成長し草木が生い茂った。屋敷は草原のようになっていた。
いつまでも居たいと思わせる、優しい光がさす森の中のような清廉な空気が漂っている。



やがて光が収まると、サトシの蒼白になっていた体に、血色が戻っていた。

そのままゆっくりと体が草むらの上に近づき、音もなく横たわった。


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