高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「七夕のカフェで」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/07(日) 19:28:21.70 ID:tebchJYr0
藍子(そういえば、いつかお話したことがあります。夢を伝って、遊びに行きたいな……って)

藍子(それはメルヘンな想像でしかなかったけれど……。本当のことになったのかな?)

藍子(ううん。そもそも、ここって本当に夢の中?)
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/07(日) 19:28:51.90 ID:tebchJYr0
加蓮「藍子も気付いてるっぽいから濁しても意味ないでしょ。相手が分かってることなのに必死に隠すのって、どういう意図があっても相手への不信になるだけだって思わない?」

藍子「また加蓮ちゃんらしいことを……! じ、じゃあ、……これもすごく変な質問ですけど、これは私の夢なんですか? それとも、加蓮ちゃんの……?」

加蓮「さあね。藍子かもしれないし、私のかもしれないね」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/07(日) 19:29:21.78 ID:tebchJYr0
加蓮「……そこで何言ってんだコイツって顔するの、どういう意味かなー?」

藍子「いや、」

加蓮「んー? 私、一応藍子と同い年ってことになってる筈なんだけどなー」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/07(日) 19:29:51.70 ID:tebchJYr0
加蓮「じゃあこう考えてみなさい。お星様に囲まれた場所になんて、もう2度と来れないかもしれない。七夕の奇跡――」

加蓮「……とまで言ったら、さすがに私のキャラじゃないかな?」アハハ

加蓮「とにかく。きっと、晴れた日の七夕だから藍子はここに来ることができたの。晴れないと、星が藍子を見つけることはできないもんね」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/07(日) 19:30:21.64 ID:tebchJYr0
藍子「1回だけ、お母さんにやつあたりしてしまったこともあるんです」

加蓮「……八つ当たり?」

藍子「やつあたり」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/07(日) 19:30:51.73 ID:tebchJYr0
加蓮「七夕だからってお星様の夢を見るとか、十分変だよ。6歳の女の子ならともかく16歳にもなってさー」

藍子「ま、まだ加蓮ちゃんの見る夢に私がお邪魔している可能性だってあるじゃないですか」

加蓮「ないない。私神様とか大っ嫌いだし」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/07(日) 19:31:25.12 ID:tebchJYr0
藍子「それから、加蓮ちゃんのやりたいことを全部聞いて、1つ1つやるんです。どんなことでも、時間がかかることでも……」

藍子「それで、加蓮ちゃんが楽しいって思ってくれるならっ」

加蓮「……、いきなりどしたの藍子。変人以上に"いきなりシリアスを始める超変人"って称号でもつけてあげようか?」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/07(日) 19:31:52.05 ID:tebchJYr0
藍子「……」

加蓮「……、」

藍子「……」キョロキョロ
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/07(日) 19:32:21.70 ID:tebchJYr0
加蓮「暇な時、藍子といたいなーのんびりしたいなー、とかつい考えて」

藍子「ふんふん」

加蓮「すぐ我に返って舌打ちするけど」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/07(日) 19:32:51.71 ID:tebchJYr0
加蓮「藍子は天の川を見たいと思ってて……。だからこんな夢に招待されたのかな」

藍子「かもしれませんね――」

藍子「あっ。私が招待されたってことは、やっぱりこれは加蓮ちゃんの夢なんですねっ」
以下略 AAS



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