264:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/04(木) 20:21:53.86 ID:jKKfMeypO
千歌「・・・!どっちでもないって……。何を言ってるのか、わかってるの?」
梨子「ええ。……モチロン、わかってるよ。つまり……」
265:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/04(木) 20:23:28.20 ID:jKKfMeypO
千歌「どっちかしかないという、前提……?」
梨子「ええ。……矛盾っていう発想は、『どちらか片方に決まって、どちらかだけが本当のこと』……って。そういう考えから生まれるものだと思う」
266:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/04(木) 20:25:29.32 ID:jKKfMeypO
千歌「……『不自然さ』そのものの前提……」
梨子「……そうよ。私は千歌ちゃんの言う通り、こう考えていた」
267:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/04(木) 20:26:36.17 ID:jKKfMeypO
千歌「ふぅん……なるほどね。理由があっても説明できない不自然さ……か」
268:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/04(木) 20:27:19.65 ID:jKKfMeypO
千歌「……そこら辺はどっちでもいいよ。問題はまず、しいたけの首輪に写っているものが本当に文字なのかってところ……」
梨子「そして、もし本当に《文字》だったとしたらそれがどんな意味を持つのか。……というところ、ね……」
269:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/04(木) 20:28:59.97 ID:jKKfMeypO
梨子(……千歌ちゃんの表情が、さっきと同じになった)
梨子(私が、強烈な焦りを覚えた……あの表情に)
270:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/04(木) 20:31:26.28 ID:jKKfMeypO
千歌「・・・・・・ねぇ梨子ちゃん。梨子ちゃんがそう考えるのは自由だけど・・・普通、《逆》だと思わない?」
梨子「(……!)ぎゃ、《逆》?」
271:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/04(木) 20:33:18.90 ID:jKKfMeypO
272:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/04(木) 20:34:37.17 ID:jKKfMeypO
梨子(……『5Piqj』。なんとか読めたのが、この組み合わせだったわね……)
梨子(このままじゃよくわからないけど……)
273:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/04(木) 20:36:21.53 ID:jKKfMeypO
梨子(……一番目につくのは、『j』の部分ね)
梨子(これだけ、異様に形が小さいし……)
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