100:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:00:52.67 ID:yi/lREP/O
梨子「……気がついたら、”命が助かってた”……」
曜「……しかも、それだけじゃなくて。お店も無事だった……」
101:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:01:41.54 ID:yi/lREP/O
梨子(……最近、聞いたばかりの話。あのウワサが、否が応にも頭によぎる)
梨子(……[亡霊]。この沼津、そして内浦で、何か重大な事故が起こりそうになる度に現れる、若い女性)
102:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:02:09.73 ID:yi/lREP/O
よしみ「……まあ、私たちの勘違いかもしれないんだけどね。結構記憶がアイマイになっちゃってるから……」
むつ「そうだね。……もしかしたら女神さまが、助けてくれたのかな?なんて思っちゃった」
103:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:03:21.88 ID:yi/lREP/O
梨子(『あははははは』なんて、笑ってる皆を横目に。私は、考え込んでいた)
梨子(……女神が、助けてくれた)
104:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:06:02.46 ID:yi/lREP/O
梨子(……いつの間にか。放課後になっていた)
梨子(心ここにあらずとは正しく今日の私のことそのままのことだったと思う)
105:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:06:36.56 ID:yi/lREP/O
ルビィ「……つかれたぁ」
善子「……大丈夫、ルビィ?……病み上がり、なんでしょ?」
106:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:09:05.08 ID:yi/lREP/O
梨子(……むっちゃんたちの不思議な話を聞いた後。……私たちは、いつも通り練習をした)
梨子(前日、無理がたたって、疲れが出ちゃったルビィちゃんも、ちゃんと回復して、練習に参加して)
107:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:09:54.09 ID:yi/lREP/O
善子「……そ、そういえばルビィ。……アレ、ちゃんと読んだ?」
ルビィ「え?……あ、アレ?読んだよ。面白かった!」
108:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:10:26.09 ID:yi/lREP/O
梨子(……善子ちゃん。ルビィちゃんに気遣いさせないように、無理したんだろうな……)
梨子(そのお陰で、私たちの場も明るくなって。……ルビィちゃんの強張った笑顔も、自然な、ルビィちゃんの可愛い笑顔になっていた)
109:名無しNIPPER
2019/07/02(火) 20:14:03.79 ID:yi/lREP/O
善子「な。なに?……急に……」
ルビィ「善子ちゃん、イイ声してるから。……小さい声でも、響いちゃうんだよ?」
110:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:19:17.00 ID:yi/lREP/O
ルビィ「善子ちゃん。皆と、一緒にいたいんだね?」
善子「……ぅく」
梨子「……かわいいとこ、あるじゃない。……ヨハネちゃん?」
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