20: ◆OtiAGlay2E[sage]
2019/06/24(月) 03:54:36.11 ID:v/g2u2sn0
「じゃあまた来るぜ、佐竹ちゃん」
「はーい!いつでも来てくださいね♪」
「ご、ごちそうさま」
「どうだった?」
「美味しかったよ。それで、その……また来てもいいかな」
「本当!?うん!いつでも来て!お料理、いっぱいつくるから!」
佐竹さんは本当にうれしそうに、満面の笑みで僕に答えてくれた。
だけど、その言い方は危ない。危うく勘違いしてしまいそうだ。
取り方によっては、僕にその気があっておもてなししてくれるのだと思ってしまいそうだけど、きっと佐竹さん的にはお客さんにまた来てねと言うのとそんなに変わらないのだろう。
だけどそんな勘違いしてしまいそうなことを言われると嫌でもまた来ないといけないじゃないか。嫌なわけがないけど
僕はまた来ようと心に固く決めた。
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