西住まほ「おいら、ボコだぜ!」
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3: ◆DLwRpsYLYI[sage]
2019/06/20(木) 01:31:24.34 ID:AXmJ8DO/0
エリカ「というか、なんでそんなに遠回りで噂を流そうとするんですか? みほなら素直に遊びに来いって言えば来るでしょ」

まほ「私がっ! 私がお前達なら迷いはしなかった! 友達の様に誘えれば苦労しないんだっ! 私はこれでもお姉ちゃんなんだぞ。姉が遊びに来いって言ったら嫌でも来るしかないだろう? そんなパワハラめいた事はしたくないんだっ!」

エリカ「だったら夜中に後輩を呼び出すのはパワハラじゃないんですか!? 明日……いや今日も朝練があるのに何で呼び出すんですか! どうせ朝に会うじゃないですか!」

まほ「いや、ちょっと眠れなくてな……それで、昔の事を思い出してたらボコが浮かんできて……これはイケる、と思って二人を呼び出したんだ」

エリカ「それじゃ完全に私達はとばっちりじゃないですか! みほに会いたいなら会いに行くなり何なりしてくださいよ! もう私は帰りますからね!」クルッ

まほ「……ぐずっすま、すまない……わたっ私はあまり友達が居ないから……ぐすっ……みほとも……みほとも面識が深いお前達なら相談できるかなと思ってぇ……!」グスッ グスッ

エリカ「……あーもう、わかりましたよ! 何か考えればいいんでしょ、何か考えれば!」クルッ

小梅(エリカさんチョロいなぁ……隊長、真顔で泣き真似してたのに)

エリカ「それで? 結局隊長はどうしたいんですか?」

まほ「みほに遊びに来て欲しい! 自らの意思で!」バンッ

小梅「でも、そもそも学園艦の行き来ってそんなに気軽には出来ませんからねぇ。うちみたいに自由になるヘリでもあれば別ですけどね」

エリカ「何処か大型の町に偶然一緒に寄港したりした時ぐらいしか気軽な距離にはならないわね。隊長にヘリを出せって言われればそりゃ出しますけど」

まほ「そうだな、ヘリを大洗に寄贈するか。パイロット付きで」チラッ

エリカ「そのパイロットって私の事ですよね!? 絶対に嫌ですよ!」フンッ

小梅「そもそもヘリがあっても黒森峰に来たいとは思わないんじゃ……」

まほ「お姉ちゃんが待ってても駄目か? みほに私がティーガーに乗って待ってるぞと伝えればうきうきで来るんじゃないのか?」

エリカ「それじゃ挑戦状になっちゃうでしょ!」


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