11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/19(水) 23:35:31.67 ID:ikHTZENWO
「西片……」
「高木さん……」
僕らは見つめ合って、暫しの時が流れた。
とても静かで、心地良いひととき。
しかし、それも長くは続かないだろう。
刻一刻と、運命の歯車は、進み続けている。
「西片、お願い」
「なんだい、高木さん」
「西片の気持ちを聞かせて」
僕の気持ち。
僕は、彼女をどう思っているか。
それは簡単なようで、とても難しい。
高木さんは僕の隣の席の女の子で。
いつも僕をからかって。
いつも僕はからかわれて。
それでも不思議と嫌ではなくて。
どこまでが本気なのかが知りたくて。
「私はね……西片のこと、好きだよ」
「えっ?」
思わず耳を疑った、その瞬間。
ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅぅ〜!
「ふふっ……ふははっ! フハハハハハッ!!」
「あ、あああ、あああ、あああああ!?!!」
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
僕は漏らし、高木さんの哄笑が、響き渡った。
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