30:名無しNIPPER[saga]
2019/06/19(水) 00:22:10.55 ID:qOvrccx90
*
「それじゃあ、そろそろ説明してくれるかな?」
31:名無しNIPPER[saga]
2019/06/19(水) 00:24:18.25 ID:qOvrccx90
今日はここまで。つづきます。
32:名無しNIPPER[sage]
2019/06/19(水) 21:18:16.21 ID:bf0L6Bcz0
こういうのめっちゃ好き、頑張って下さい。乙。
33:名無しNIPPER[saga]
2019/06/21(金) 00:06:00.62 ID:uhXYX38U0
「死んだらどうすんだよ」と僕は言った。
「死なないよ。だって、助けてくれるってわかってたから」
34:名無しNIPPER[saga]
2019/06/21(金) 00:06:28.75 ID:uhXYX38U0
「何がおかしいの?」と彼女は言った。
「さあ、よくわかんない」
それは本音だった。どうしてか僕は笑いが収まらなかった。
35:名無しNIPPER[saga]
2019/06/21(金) 00:08:03.81 ID:uhXYX38U0
「ねえ。さっきのっていつから使えるようになったの?」
さっきの、というのは『入れ替え』のことに違いなかった。
僕は観念して、彼女から少し離れた場所に
36:名無しNIPPER[saga]
2019/06/21(金) 00:08:56.43 ID:uhXYX38U0
「使い方が難しいんだ。今はまだマシになったけど、
はじめのころは入れ替えられるものにも制限があった」
「ふうん。じゃあさ、『入れ替えられないもの』って例えばどういうもの?」
37:名無しNIPPER[saga]
2019/06/21(金) 00:09:23.24 ID:uhXYX38U0
「私と蓮見君は、入れ替えられないの?」と彼女は言った。
38:名無しNIPPER[saga]
2019/06/21(金) 00:10:06.38 ID:uhXYX38U0
「僕が君の方に、君が僕の方に座ることはできるけど」
ああ、そういう意味じゃなくて――と彼女はそれを否定する。
39:名無しNIPPER[saga]
2019/06/21(金) 00:10:38.94 ID:uhXYX38U0
「身体を入れ替えるだって?」
「うん。できないの?」
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