45: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 23:03:18.28 ID:MwWLOLhm0
「お前、なんでホッとしたような顔してるんだ?」
「え? えーっと……なんでもないよ」
46: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 23:03:45.89 ID:MwWLOLhm0
会ってから半年近く経ったけど、兄ちゃんのこと、いっぱい分かってきた。
時々意地が悪いこと。
47: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 23:04:12.97 ID:MwWLOLhm0
「ねえ、兄ちゃん」
「ん?」
48: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 23:05:01.36 ID:MwWLOLhm0
時間はどんどん過ぎていく。
あっという間に、秋が終わって冬が来る。
49: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 23:05:28.29 ID:MwWLOLhm0
「昨日もやよいがな」
「ふーん」
50: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 23:05:55.17 ID:MwWLOLhm0
帰ってから部屋でぐでーっとしてたら、亜美がちょこちょこ寄ってきた。
「ねーねー真美、なにふてくされてんの?」
51: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 23:06:42.71 ID:MwWLOLhm0
「そーなんでしょ?」
「……ごめーとー」
52: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 23:07:11.80 ID:MwWLOLhm0
「ねぇ、亜美」
「ん?」
53: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 23:07:39.24 ID:MwWLOLhm0
と、口にした時。
真美も亜美も二人とも、同時にぴくっと動いて目が合った。
54: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 23:08:06.23 ID:MwWLOLhm0
「亜美! 真美は……やりとげるよ!」
「ふっ、真美……一人で抜け駆けしようったって、そうはさせないぜ!」
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