52: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 23:07:11.80 ID:MwWLOLhm0
「ねぇ、亜美」
「ん?」
「どーしたら兄ちゃん、構ってくれるかなー」
「えー? どーしたらって言っても……」
急にそんなことを聞かれて、亜美は答えに困ったみたい。
そりゃそうだよね。
真美だっていきなり聞かれても何にも言えないもん。
「だって、会える時間も少ないんでしょ? 最近、帰り遅いことも多いみたいだし」
「うん。バイトが休みの日とか、帰りが早い日にちょっと遊べるくらい」
「もーそっからして不利だよねー」
「ホントだよもー。真美もバイトに連れてってくれればいいのになー」
「さすがにそれは無理っしょー。一応お仕事だし」
あーあ、いいなー。
話聞いてると、寂しいけど、確かに事務所楽しそうだもん。
「真美も兄ちゃんと一緒に行けたらなー……ぜーったい毎日楽しいのに」
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