48: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 23:05:01.36 ID:MwWLOLhm0
時間はどんどん過ぎていく。
あっという間に、秋が終わって冬が来る。
真美、いつの間にか兄ちゃんと一緒に居るのが当たり前になってきちゃったね。
暇なときは、大体兄ちゃんの部屋。
でも、バイトが始ってからは遊べる時間も減ってきた。
年が明けるころには、兄ちゃんはほとんどバイトばっかりだった。
「ねぇ兄ちゃん、そんなんで卒業できんの?」
「出来る! はずだ!」
「この前、卒論が終わる気がしないとか言ってなかったっけ」
「そこは抜かりない。教授には貢いである」
「うわぁ……」
こんな調子で、兄ちゃんはバイトバイトバイトバイト……。
もうバイトってかしゅーしょくしてるよね?
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