188: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 02:20:20.57 ID:l0zubfjX0
兄ちゃんと二人で座って、夜風に当たりながら空を見る。
お互いに無言になって、とっても静か。
189: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 02:20:49.71 ID:l0zubfjX0
「何考えてたの?」
「……秘密」
190: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 02:21:23.09 ID:l0zubfjX0
この幸せは、いつまで続くかな。
ちょっとの間だけ?
191:名無しNIPPER[sage]
2019/06/20(木) 17:06:02.49 ID:Rnsij3g30
おつ
この辺までは読んだ覚えたがある
192: ◆on5CJtpVEE[sage]
2019/06/20(木) 21:17:49.46 ID:6v6J+R0WO
>>191
当時は投下も遅く、すみませんでした
改めて目にしてもらえて幸いです、ありがとうございます
193: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 21:51:02.28 ID:l0zubfjX0
兄ちゃんに想いを伝えた後も、過ごす日々はあまり変わらなかった。
ちょっと変わったことと言えば、街中で真美の歌を聴くと、ちょっと誇らしくなったこと。
194: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 21:51:43.92 ID:l0zubfjX0
「あれ? 真美、足押さえてどうしたの?」
「やよいっちー、ちょっと足が痛いー」
195: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 21:52:10.17 ID:l0zubfjX0
また春が来ると、真美は中学生になった。
げーのーかつどーに協力的な、私立の中学校。
196: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 21:52:38.44 ID:l0zubfjX0
確かに二、三ヶ月もすると落ち着いてきたけど、新しい悩みもできた。
「うーん……どうしよ」
197: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 21:53:06.94 ID:l0zubfjX0
ごめんなさいって伝えると、二人ともすっごく落ち込んでた。
でも最後に、返事をくれてありがとうって言ってくれた。
198: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 21:53:35.54 ID:l0zubfjX0
「ねぇ、兄ちゃん」
「なんだ?」
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