196: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 21:52:38.44 ID:l0zubfjX0
確かに二、三ヶ月もすると落ち着いてきたけど、新しい悩みもできた。
「うーん……どうしよ」
「すっぱりキッパリ、言っちゃえばいいって思うな」
「そうだよね……」
真美の前には、二つの封筒。
それぞれに、同じがっこーの男の子の名前が書いてある。
まぁ、そういうことだよね。
「ミキミキはずぱーーーって言ってる?」
「すっごい数が来るから正直メンドーだけど……一応勇気出して伝えてくれてるし、返事してあげないと可哀想なの」
そっかぁ、そうだよねぇ。
もしあの夜、兄ちゃんにてきとーな返事をされてたら、真美だって嫌だったもん。
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