188: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 02:20:20.57 ID:l0zubfjX0
兄ちゃんと二人で座って、夜風に当たりながら空を見る。
お互いに無言になって、とっても静か。
なんか、今はあんまり喋りたくないんだ。
兄ちゃんと二人きりの静かな時間を、ゆっくり過ごしたい。
「……あ、流れ星」
でも、そっこーで沈黙を破ったのは真美だった。
「星もあんまり見えないのに、珍しいな」
「兄ちゃん、お願い事言えた?」
「あー、考える余裕もなかったよ」
そう答える兄ちゃんの視線がめっちゃ泳いでた。
嘘ついてる顔だ。
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