30:伊丹 [sage]
2019/06/16(日) 23:43:12.10 ID:LpkB5FKZ0
そんな会話をしてるときに、美容コーナー正面の美容院で
31:伊丹 [sage]
2019/06/16(日) 23:44:13.79 ID:LpkB5FKZ0
まさに奇跡のタイミング。いやいや、怖いくらいだよ!絶対これって……!
「はは…なんていうか、こういうこともあるんだな。
これもなにかの縁だし、やってもらってきたらどうだ?」
32:伊丹 [sage]
2019/06/16(日) 23:45:23.53 ID:LpkB5FKZ0
数十分後、定員さんにレクチャーを受けてあっさりエクステをつけ終わった。
「Pぁ…。で、出来たよ。」
33:伊丹 [sage]
2019/06/16(日) 23:46:16.76 ID:LpkB5FKZ0
ベリーショートだったアタシの後髪に、セミロングのエクステをつけたんだけど…。
肩や首筋に髪があたってくすぐったいし、首を動かすたびに髪がなびいて、すっごく違和感……。
いつもみたいに動いたら、セットした髪型、崩れちゃうよね。
34:伊丹 [sage]
2019/06/16(日) 23:47:51.11 ID:LpkB5FKZ0
「とりあえず写真を……」
そういっておもむろにケータイを取り出すP。
35:伊丹 [sage]
2019/06/16(日) 23:49:30.83 ID:LpkB5FKZ0
それからショッピングモールを出て占いのお姉さんがいた、あの裏通りへきた。
写真を撮ろうとしたバツに、カフェに連れて行くようにお願いしたら、あっさりOKもらっちゃった。
36:伊丹 [sage]
2019/06/16(日) 23:51:27.02 ID:LpkB5FKZ0
気後れして入れなかった、裏通りのあのおしゃれなカフェ。
前はガラス越しに眺めるだけだったけど、いまはお店の中でPと向かい合わせでいる。
それがただ、嬉しい。
37:伊丹 [sage]
2019/06/16(日) 23:52:00.81 ID:LpkB5FKZ0
「むむっ!じゃ、今度は俺の番だな!クリームたっぷりつけて……さ、あーんだ!」
意地悪な顔でフォークを差し出すP。でも今日のアタシは、負けないよ!
Pの差し出したフォークを、パクっと大きな口をあけて食べちゃう。
38:伊丹 [sage]
2019/06/16(日) 23:55:30.74 ID:LpkB5FKZ0
それから、普段お互い仕事で忙しくてできなかった話をたくさん話した。
Pと出会ったときのこと。
39:伊丹 [sage]
2019/06/16(日) 23:56:45.26 ID:LpkB5FKZ0
カフェを出たアタシたちは、少し歩こうかとどちらともなく言い出して、
気がつけば765プロライブシアターに来てた。
海沿いにあるシアターは、いつもは海の蒼と華々しいネオンが眩しいけど、
40:伊丹 [sage]
2019/06/16(日) 23:58:37.13 ID:LpkB5FKZ0
「あのさ、P。これ…受け取ってくれないかな?」
そう言ってアタシは手提げバッグからかわいくラッピングした紙袋を取り出す。
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