佳奈多(今更直枝に甘えたいとか言い出せない・・・)
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名無しNIPPER
2019/11/16(土) 00:33:13.52 ID:fpJBKFLt0
夜
佳奈多「・・・ということがあってね!いや、私もびっくりしたけどまあ直枝だし、広い心でその場は大人の対処をしたけどちょっとがっつきすぎよね!ふふっ」
葉留佳「ああ・・・そうだったの。それはよかったですナァ」
佳奈多「まったく、まあ私が寛容だったからいいけど本来男女というのはもっと徐々に距離を詰めていくものなのよ?ねえ、聞いてる葉留佳?」
葉留佳「ちゃんと聞いてますヨ〜というかお姉ちゃん、この前、もっと直枝君にはガツガツ来てほしいって言ってなかった?」
佳奈多「こ、こんな感じでどんどん調子に乗ってきたらどうしよう・・・ま、まあ私もやぶさかではないけど・・・」
葉留佳「ダメだ聞いてねえ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・
次の日
お昼休み
廊下
佳奈多「・・・♪」
佳奈多(今日はお弁当を2人分作った。私と直枝の分だ。別に昨日の事はなんら関係ないけど実は最近直枝には最近栄養が足りていない昼ごはんしか食べていないように感じたため、急遽私の栄養バランスを考えたメニューを取らせることにしたのだ。ただ昨日のように二人っきりなのをいいことに私に近づきすぎないかどうかだけが不安だ。別に昨日の事とはなんら関係けど)
佳奈多(私は高まる胸を鎮め、直枝の教室に着くと弁当を背中に隠しつつドアを開けた。すると丁度直枝がそこにいた)
理樹「あっ」
佳奈多「あっ、な、直枝・・・」
理樹「こんなところまできてどうしたの佳奈多さん?」
佳奈多「え、えっと、その・・・ほら、今からお昼休みでしょう!?」
理樹「ああ・・・うん、そうだね」
佳奈多「その・・・どうせこれからパンでも買いに行くんでしょう?だったら私に付き合いなさいよ。実は今日・・・」
真人「お?どうしたんだ理樹、そんなところで立ち止まって。早く買いに行こうぜ?カツサンドは遅い奴を待たねえぞ!」
佳奈多(直枝の後ろからぬっと友人の井ノ原真人が現れた。どうやらこれから直枝と昼ごはんを食べようとしていたらしい。しかし、この男は運が悪い。何故なら直枝は今から恋人たるこの私と2人でランチとしゃれこむのだから)
理樹「あーごめんお昼ご飯は一人で食べてくれない?・・・佳奈多さん」
佳奈多「・・・えっ?」
佳奈多(今・・・私の名前を言ったのか?この男は)
理樹「前も真人のご飯断ったばっかりなんだよね。申し訳ないんだけどさ」
佳奈多「え、えと・・・今日お弁当作ってきたのよ?ほら、あなたが好きな金平ごぼうも入ってる・・・」
理樹「・・・っ」
理樹「ごめん。葉留佳さんとか小毬さんを誘ってくれると助かるな」
佳奈多「・・・あ、うん・・・」
理樹「・・・行こっか真人」
真人「ん?おう、話はもういいのか?」
タッタッタ・・・
佳奈多「・・・」
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