【たぬき】高垣楓「迷子のクロと歌わないカナリヤのビート」
↓
1-
覧
板
20
169
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/07/27(土) 16:06:42.32 ID:aiDwMVos0
あの時、青い眼がこちらを見ていた。
「そんな時、あなたに出会いました。私が流す涙の理由を聞いてくれました」
涙が流れるのは、いつも青い眼からだった。
「夜空が綺麗な時や、楽しい時や、嬉しい時。自然と涙がこぼれます。
それが永遠ではないと知っているから。楓は、誰ともそれを分かち合えないと知っているから。
……私が教えた歌を、あの子は封じてしまったから」
今、両目の青がまっすぐ俺を射ている。
無邪気に見開かれた双眸は、獲物を前にする猛禽のそれに似ていた。
「ねえ。だから、一緒にいませんか?」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
328Res/204.86 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
【たぬき】高垣楓「迷子のクロと歌わないカナリヤのビート」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1560440032/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice