エミリーが忘れた日
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42: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 22:24:18.81 ID:9pdDfgPfo
 
「じゃあ、これからもエミリーとおしゃべりするために、英語の勉強がんばるぞ〜! エイエイオー!」
「エイエイオー!」
「エイ、エイ、オー!」

環の元気のよい掛け声に、育たちも合わせる。

「エイ、エイヨー! ……?」
「違うぞ〜エミリー。 エイエイオー」
「エイエ……ヨー?」

我々には馴染みある掛け声を、エミリーは何だか上手く言えないようだった。

「『ヨ』じゃなくて『イオ』だよ、エミリー」
「エイエーヨ?」
「あはは、こりゃ日本語の発音はもっぺん練習し直さないとな」

しょうがないなとばかりに歩が笑った。そういえばエミリーは以前からどこか舌足らずな部分があったことを思い出す。

英会話教室を去った後も、エミリーを見つけたそれぞれのアイドルたちは喜んで彼女と触れ合った。
歩の付き添いは非常にありがたい。その日一日、エミリーもいつも通りの居心地の良さを感じてくれていたようだ。

その夜、伊織にもそのことを報告すると満足そうにしていた。



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